親知らずとは?

親知らずとは?

🦷親知らずってなに?

前歯から数えて8番目の奥歯を「親知らず」といいます。

親知らずは、10歳頃にアゴの骨の中で形ができはじめ、

お口の中へは20歳頃に生えてきます。

通常の永久歯は13〜15歳で生え揃いますが、

親知らずは20歳前後で生えてきます。
親元を離れてた年齢になり生えてくるため、

親に知られることがなく生えてくる=「親知らず」

と呼ばれているようです。

親知らずが通常の歯と大きく異なるのは、

普通に生えてこない可能性が高いということです。

例えば、親知らずが生えてくるスペースが不十分であったり、

まっすぐ生えずに埋伏歯(横に生える状態)になってしまうといったケースがあります。

親知らずは通常、上下左右の4本生えてきますが、

生えてこない人や4本揃ってない人など個人差があります。

 

 

 

 

 

1、まっすぐ完全に生えてるタイプ

もっとも理想的なのは、親知らずがまっすぐきちんと生えているタイプです。

 この場合、他の歯と同じように機能しており、口の中で問題となることはあまりありません。

 ただし、こういったまっすぐ生えるタイプの親知らずが生えている方は、あまり多くはいません。

 

2、完全に埋まっているタイプ

親知らずが完全に埋まっているのであれば、歯周病などの心配はないでしょう。 ただし骨の内部に嚢胞(のうほう)という袋状の塊が出来る事があります。 

嚢胞は骨を圧迫したり溶かしたりする恐れがあるので、症状によっては手術によって除去しなければなりません。

 

3、一部が露出しているタイプ

親知らずが斜めに生えており、全体ではなく一部分だけが口の中で見えている状態です。 完全に生えているわけではないので、歯垢や汚れが溜まりやすくなります。 歯ブラシが届かず汚れが溜まると、虫歯や歯周病の原因となるでしょう。 さらに外側に向かって斜めに生えていると、口の内側を噛んでしまう恐れもあります。 加えて、親知らず周辺の衛生状態が悪くなると、体調不良の際に腫れたり痛みを感じたりするかもしれません。

 

🦷親知らずがあることによるリスク

歯肉に部分的に埋まった状態の親知らずは歯周炎の原因となったり、

生える方向がおかしかったりした場合、他の歯や歯茎の健康を考えて、親知らずを抜歯することがほとんどです。

痛みや腫れが一度でも生じたことがあるのであれば、抜歯を検討すべきです。

ストレスや疲れなどで抵抗力が落ちたり、ホルモンバランスが乱れたりすると、その影響が親知らずに現れやすいです。

親知らずの異常を放置していると、健康な隣の歯まで悪影響を受けて複数の歯の処置が必要になる場合もあります。

一度でも痛みや腫れが起きたことがある親知らずは再発リスクが高く、放置しておいて良いことは一つもありません。

 

🦷親知らずは抜くべき?

親知らずが原因で不快症状が生じたり、周りの歯に損傷を与えるような場合は抜くことを考える必要があります。

この様な症状が出てくる場合があります。

 

むし歯の原因になる

 

 

 

 

 

 

親知らずは一番奥に生えてくるため、しっかり磨きにくいものです。

親知らずが斜めに生えていたり、半分だけ生えていたりする場合、親知らず周辺は歯磨きがしにくくなります。そのため、プラークが溜まりやすく、親知らずがむし歯になるリスクも高くなってしまいます。
特に斜めや横向きに生えると、部分的に歯肉が歯冠(普通は歯ぐきの外に出る歯の部分)にかぶった状態になってしまいます。そのため、歯と歯肉の間に汚れがたまりやすく、むし歯になりやすくなります。

智歯周囲炎

 親知らずの周囲に起こる炎症のことです

親知らずがまっすぐに生えてこないと、前の歯との間にすき間ができ、汚れが溜まりやすくなってしまいます。それにより、細菌が増え、炎症が起きてしまいます。
親知らずは、顎の一番奥に位置しているため、生えてくるスペースが足りず、正常に生えないことが多いです。

傾斜して生えたり、途中までしか生えてこなかったりすると、親知らずの上に歯肉が被った状態になるなど、

衛生管理が行いにくくなります。

智歯周囲炎は腫れや痛みが出ても、多くの場合は1週間ぐらい経つと症状が落ち着いてきます。

しかし、また疲れや寝不足で体の抵抗力(免疫力)が下がったり清掃不足で細菌が増えてくると症状が繰り返されます。

 

智歯周囲炎の主な症状

◇歯肉が腫れる

◇触ると痛みが生じる

◇歯肉から膿が出る

◇物を飲み込むときに痛みが生じる

◇開口障害(口が開けにくい)

◇顎の下のリンパが腫れる

◇何もしていなくてもズキズキと鈍い痛みを感じる

 

歯根吸収

親知らずが横向きや斜めに生えて隣の歯の根っこを押すようになると、

隣の歯の根っこが溶けたり短くなることがあります。

親知らずが手前の歯に食い込むように生えてくると、

手前の歯の歯根吸収(根っこが溶けてしまうこと)を引き起こしてしまう場合があります。歯根吸収が進むと、親知らずだけでなく手前の歯の抜歯も必要になることがあります。

 

歯並び噛み合わせが悪くなる

親知らずが横向きや斜めに生えていると、隣の歯を押し続けて歯並びやかみ合わせが悪くなることがあります。

口臭

親知らずが横方向や斜め方向に生えている場合、奥歯との間に隙間ができやすく、そこに食物がたまるため、口臭を発生する原因となることがあります。

健康な隣の歯に悪影響を及ぼす

親知らずの生え方に問題がある場合、放置していると、

隣り合う健康な歯にも悪影響を及ぼすことがあります。

そうなると、親知らずの抜歯だけでは済まず、複数の歯の処置が必要になり、

最悪の場合、隣の歯も抜歯を強いられることになってしまいます。 

 

 

親知らずの異常に早めに気づき、正しい治療をすることが

他の健康な歯の寿命を守ることに繋がります。

気になった方はぜひお気軽に当院までご相談ください。