口臭予防の前に。 臭い玉を知ろう

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口臭の原因 臭い玉

 

臭い玉とは膿栓と言われるもので、喉の奥にできる白い塊で口臭の原因にもなるものです。

通常は1ミリくらいですが、大きいものでは5ミリくらいになることもあります。咳をした拍子などに外へ出てくることがあり、その臭いは下水やドブ川みたいな臭いと例えられることもあります。

 

 

臭い玉の原因

 

 

 

扁桃の表面には「陰窩(いんか)」または「腺窩(せんか)」と呼ばれる小さな穴がいくつもあります。その穴から免疫物質を出し、喉に付着する細菌を退治してくれています。その細菌の死骸が陰窩に溜まるのが原因のひとつです。

 

特に、扁桃炎にかかると扁桃の周辺で菌が生死を繰り返すので、細菌や白血球の死骸が塊となって臭い玉ができやすくなります。

ただし、このように免疫機能が働いているからこそできるものなので、臭い玉自体は特に病気の心配はありません。

 

また、口呼吸をすると空気中のホコリやウイルス、細菌などを直接取り込んでしまい、扁桃に付着することが増えるため、膿栓ができる可能性が高くなります。

 

 

臭い玉予防を予防するには?

 

臭い玉を作らないようにする予防法は以下のようなものがあります。

 

口腔内環境を清潔に保つ

 (口の中の細菌や汚れは臭い玉の原因になるので、毎日の歯磨きを丁寧に行うなどして、口腔内環境を清潔に保ちましょう。)

 

鼻呼吸を意識する

 (口で呼吸をしていると口の中が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなります。また、空気中の細菌やウイルスを直接取り込みやすくなります。)

 

免疫力の低下を防ぐ

 (睡眠不足や不規則な生活などで免疫力が落ちると細菌が繁殖しやすくなります。)

 

定期的な歯科検診、クリーニングは臭い玉の予防にもなるので是非受けられることをお勧めします。

 

 

医療法人冨森会 

冨森歯科医院

☎︎0742-22-3332