HAインプラント

HAインプラント

HAインプラントとは

従来のチタンインプラントの表面がハイドロキシアパタイトでコーティングされているものをHAインプラントと呼びます。HAとはハイドロキシアパタイトの略で、歯や骨の主成分です。ハイドロキシアパタイトをインプラント表面にコーティングすることで、骨とインプラントの結合を促すことを目的とします。

HAインプラントによる使用率・支持率は米国でも高く、特に当院でも使用しているカルシティックHAインプラントの治療成功率は高いと言われています。

HAインプラントと骨との結合はチタンのオッセオインテグレーション(機械的な結合)とは異なり、バイオインテグレーションと呼ばれます。周囲骨との間にはカルシウムが沈着し顎骨と生化学的に結合することで固定を得ます。

また、抜歯即時埋入が可能で、その場合抜歯窩を利用しインプラントを埋入するため、フラップレス(歯肉をめくることなく)にて処置が可能ですので、治療期間・回数も減ります。

当院では、複数のインプラントメーカーのインプラントを扱っているため、症例のそれぞれの特徴(部位、骨の状態、抜歯に至った経緯等)に合わせて最適なインプラントを使い分けることが可能です。