2018-03-30

3月23,24,25日と実技試験をケアンズで受けてきました。
会場はシドニー、メルボルン、ゴールドコースト、パース、ケアンズがあり第一希望から順番を付けていきます、そして、Australian Dental Councilが会場を配分していきます。
ぼくは、第二希望のケアンズになりました。
試験はケアンズのジェームズクックユニバーシティになります。この会場での受験者は70名ぐらいでした。
試験は最初の日がオリエンテーションで二日目、三日目が試験になります。
試験は一日に6時間の試験時間があり、平均5~6タスクが与えられます。クラウンのプレパレーション、クラス4のCR充填等々です。試験中は感染防護も厳しくチェックされます。アシスタントのいない状況で中央テーブルに材料を取りに行かないといけないので、グローブの交換、手の消毒、など毎回必要です。安全ゴーグルやマスクの前面にも触れることは出来ません。テーブルには、クリーンエリア、ダーティエリアと書かれた張り紙があり、基本セット、充填セット、アマルガム充填セットや各器具はきちんとした場所に置かなければいけません、また、シャープなものを置く場所は他のものと分ける必要があります。この、感染防護を観察されながら0.1㎜の精度でチェックされる試験は本当にストレスのかかる試験でした。歯の模型を削るのですが、本当の歯と違いかなり柔らかいので、0.1㎜は一瞬で削ってしまいます。そんなこともあり、今まで受けた試験の中で一番大変な試験になりました。試験が終わってからは、ああしたらよかったな、こうしたらよかったなとかいう思いがあり、自信はあまりありませんが本当にいい経験になったなと思います。
試験会場内で唯一写真を撮ることが出来た、休憩スペース。
ケアンズ滞在中は空き時間はほとんどなかったのですが、友達のSwanがにいろいろと連れて行ってくれました。ケアンズは雨季で毎日が雨だったので泳いだりは出来ませんでしたが、いけるところをピックアップしてくれました、本当にいい友達です。
ナイトマーケット、日本人観光客のほとんどが行くのではないでしょうか。
ラグーン、ケアンズシティ内で唯一泳げる場所。
シティから北の方のビーチ
そして、試験に関して、一段落したので、また冨森歯科に帰ってきました。
まだ、時差ボケ、疲労が少しありますが、また、しっかり働きますのでよろしくお願い致します。